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金運が上昇する「寅の日」とは?寅の日にすべきことや由来を解説

2023.06.23 【革の豆知識】

多くの吉日のなかでも、金運に効果的な寅の日は、財布を新しくするなどお金にまつわる行動がよいとされています。ですが、なぜ金運に効果的なのか、具体的な意味や過ごし方がわからない方もいるのではないでしょうか。

今回は、寅の日の意味や由来、過ごし方や避けたいNG行為について、詳しく解説していきます。金運を上げたい方やそろそろ財布を新しくしようと思っている方、寅の日の過ごし方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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●目次

-寅の日とは-

寅の日は、十二支を基準に決められた12日ごとに巡ってくる吉日です。古来中国では、方位・時刻・年月日を十二支に例えて表した関係から、現在も寅の日が存在しています。

12日に1度のサイクルだと、ひと月に2回は来るわけですが、なぜ金運に効果的なのか気になるところです。はじめに、寅の日がなぜ金運に効果的なのか、どんな背景なのかを一緒に見ていきましょう。


虎は金運アップの象徴

寅の日の「寅」は動物の「虎」のことで、古代中国では黄金色の虎の毛を金運の象徴と考えてきました。また、邪気を払う神聖な動物として敬われる存在だったこともあり、寅の日は吉日のなかでも最も金運に縁がある「金運招来日」などと呼ぶようになったのです。

寅の刻は朝4時ごろ、1日の始まりにあたることから、現代でもお金に関する行動の起点や、ゲン担ぎの一端として意識する人が多いです。


虎は毘沙門天の使い

金運・開運・商売繁盛・健康長寿・勝利などのご利益がある毘沙門天は、虎を自身の使いとしていたことでも知られています。虎は千里の道を一晩で走り、毘沙門天の代わりに人々の願いを聞いて回ったと伝えられています。

また「千里往(い)って千里還(かえ)る」という言い伝えから、出たものがすぐに戻ると解釈されています。毘沙門天の使いという背景から、使ったお金がすぐ戻るというふうに考えるようになったのでしょう。

そして、現在も毘沙門天の縁日が寅の日に実施されていることからも、寅の日は金運・開運・諸願成就に効果的と認知されるようになったのです。この吉日に毘沙門天にお参りをすることを寅の日詣でと言い、大きなご利益を得られると伝えられています。

12日に1度のサイクルでやってくる金運アップデー、毎月お参りをしてよい運気を引き寄せたいものです。

-寅の日にすべきこと

ひと月に2回のサイクルでくる寅の日は、お金にまつわる行動の起点とする人が多いです。なかには、定期的に訪れるだけに、効果的な使い方をしたい人もいることでしょう。ここでは、寅の日にするとよいことを紹介します。

財布の新調

寅の日は金運アップに効果的で、財布を新調する、新調した財布を使い始める起点の日にするのが最適です。とくに、財布はキャッシュレス化が進んだ現代でも多くの人が保有しており、キャッシュカードやクレジットカードを入れて持ち歩く人もいます。

また、財布は風水でも金運に深い関係があるアイテムでもあり、効果的なカラーや素材を選ぶ人も多いです。寅の日と財布の関係は「千里往(い)って千里還(かえ)る」の言い伝えが関係していて、使ったお金が戻るという願いが込められているとも言えます。

このようなジンクスを踏まえ、財布新調の際はカラーや素材を重視しつつ、金運アップデーである寅の日に買う、使い始めることがおすすめです。

一粒万倍日など2023年下半期の吉日については下記の記事でも紹介しています。
2023年下半期お財布買い替え特集ページ

ぜひあわせてご覧ください。

宝くじの購入

宝くじを買うときは、吉日に買う人が多いです。これもゲン担ぎの一端として、広く多くの人が実践していることでしょう。とくに、寅の日のなかでもより金運効果がパワーアップする、一粒万倍日と重なる日は、しっかり押さえておきたいポイントです。

また、近年はインターネット上から宝くじを買う人も増えています。そういった場合も寅の日を狙って買えば、実店舗で買うのと変わらないご利益が期待できるでしょう。

少しこだわるなら、寅は十二支の3番目なので3を意識して買うのもおすすめです。3の付く寅の日、3時、333枚といったように買ってみるのもよい方法です。

銀行口座の開設

金銭管理に欠かせない、銀行口座を開設するタイミングとしても最適な日です。金運アップ効果のみならず、多くのお金が入るよう願いを込めて手続きしてください。

また、近年はネットバンクが増えていて、通帳レスな銀行もあります。この場合は、ネット上だけで開設が完結するところを選ぶと、寅の日の口座開設を実現できます。すぐに利用開始となり、入出金など取引ができるのもメリットです。

旅行

千里を走って無事に還る虎の話から、寅の日の旅行はとても縁起がよいとされています。無事に帰ってこられるという意味でも、国内・海外のどちらでも縁起のよい日に出発するようスケジュールを組んでみましょう

初めて訪れるエリアでもきっとよい旅行となるはずです。心機一転、バッグや靴を新調してもよいでしょう。

高額な買い物や納入

高価な買い物をするなら、失敗しないよう吉日を選びたいものです。大金が戻るという願いを込めて、車や住宅ローンの契約は寅の日にしましょう。そこまで高くなくとも、プチ贅沢・ワンランク上の商品を買うにもぴったりです。

また、高価な商品を納入・納品にもよいタイミングです。もし、選べるなら事前に調べて指定してみてください。吉日に戻ってきた縁起ものとして大切に使えばなおよし、気持ちの上でもハッピーになるでしょう。

開業・投資

寅の日は、新しいことを始める起点にも適しています。たとえば、新規事業の立ち上げ・お店の開業・オープンには最適です。

また、開業・オープンの際は、お祝いに来てくれる人にサンプルやプレゼントを配る、ドリンク類などおもてなしの品も用意しておきましょう。

おもてなしに使った費用はご利益として、売上や利益につながる可能性があるからです。主力商品の販促・アピールになるので、やっておいて損はありません。

また、ビジネス以外では、自己投資・株式・FXなどの投資全般にも向いています。投資を始めるにあたり、専用口座が必要となる場合にも寅の日に開設すれば、よい結果も期待できます。自己投資から、大きなビジネスチャンスが生まれる可能性も期待できるでしょう。

-寅の日に避けるべきこと-

金運上昇や事始めによい寅の日ですが、やってはいけないこと・避けるべきこともあります。虎は毘沙門天の説にもあるように、出て行ってもすぐ戻るため、冠婚葬祭に関することはタブーと考えるのが無難です。では、具体的な内容をチェックしていきましょう。

結婚や入籍

プロポーズ・入籍・結婚式は、寅の日を避けるケースが多いです。これは結婚しても実家に戻る、つまり離婚の可能性が高まると考えられるからです。

誰もが寅の日に結婚すると離婚するわけではありません。ですが、多くの人が信仰する寅の日のジンクスなので、たとえ、大安であったとしても、よくないものは避ける方が無難でしょう。

特に結婚式については、式場のスタッフが詳しく知っているので、不安な人は相談・確認することをおすすめします。

葬式

また、香典を渡すタイミングも寅の日を避ける人は多いです。渡した香典がすぐ戻る、つまり、自分の身内で不幸が出る可能性が高まると考えるからです。地域や宗教にもよりますが、寅の日の葬式を避けるケースは少なくないので、豆知識として覚えておきましょう。

ただ、お通夜は故人を偲ぶためのものなので、寅の日でも問題ないと考える人は多いです。そのため、お通夜が寅の日に当たるときは、香典は渡さずに別途、葬儀で渡せば問題ありません。

-まとめ-

寅の日は、金運上昇をはじめ、新しいことを始める際に縁起のよい日です。古代中国の言い伝えがすべてではありませんが、過ごし方やNG行動を参考に、楽しみながら活用していきましょう。

ただ、吉凶は誰にでもあり、行動してもうまく行かないこともあります。運は日頃の行いやタイミングで異なるものです。ジンクスを極端に気にして不安になったり、すべて運任せにしたりするのではなく、ゲン担ぎの一端として心豊かに過ごせるよう意識しましょう。

また、財布新調の際は、素材やカラー、宝くじを購入するなら枚数も考えてみてください。生活にうまく寅の日を取り入れていけば、モチベーションアップのきっかけにもなるでしょう。

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