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革製品のお手入れに必要な道具とお手入れ方法・汚れの落とし方

2022.11.23 【豆知識】

革製品のお手入れに必要な道具とお手入れ方法・汚れの落とし方

革製品は独特の質感や高級感のほか、使い込むほどに風合いが変化する(エイジング)のが魅力です。しかし、革製品のエイジングは、扱い方や環境によって見た目を損なってしまう可能性もあるため、注意が必要となります。

そのため、革製品をより美しくエイジングさせていくために、適切な道具でお手入れしていくのが重要です。今回の記事では、革製品のお手入れについて、具体的な方法やコツを紹介します。

-革製品のお手入れに必要な道具-

革製品のお手入れに必要な道具はいくつかありますが、主なものはクリームやオイル、ブラシなどです。クリームは布やスポンジなどに少量取って、革製品に優しく塗ることで保湿するための道具です。オイルも役割としては同様で、基本的に保湿効果を期待できる道具になります。

ブラシは埃や塵の除去のために使うもので、馬毛のブラシが革に傷をつけにくいため定番アイテムです。このほか、お手入れの仕上げに使うポリッシングクロスや、汚れを落とすために活躍する綿の布など、いくつか手入れに役立つ道具があります。

革製品のお手入れ方法

ここからは革製品のお手入れ方法について、水濡れや汚れなどケース別で紹介します。革製品を使用していて困ったときの対処法として理解しておくと役立つでしょう。

濡れてしまった場合

革製品の多くは耐水性が低いため、水に濡れてしまうとシミや水ぶくれが発生してしまいます。そのため、できるだけ早く対処するのがおすすめです。

水で濡れてしまった時は、まず水拭きで馴染ませてください。水気をしっかりと絞った布巾を使って、シミになりそうな箇所を含めて拭きましょう。その後、革を乾いた布で水気を取り除き、風通しの良い場所で陰干ししてください。

乾燥を発生させないように、くれぐれもドライヤーを当てて乾かしてはいけません。自然乾燥させるのが重要です。

傷や汚れがついた場合

革製品に傷や汚れが付いた場合は、表面上の汚れであれば市販の消しゴムで擦れば落ちます。傷の場合でも深いものだと消せませんが、表面上の小さい傷であれば水拭きで目立たなくなります。

-革製品の日々のお手入れ方法-

革製品の魅力の一つであるエイジングは、それまでの使用状況や環境によって風合いが変化します。過酷な環境で使用し続けると、どれだけ高級で高品質な革製品でも美しくない風合いとなってしまうでしょう。

そのため、革製品はお手入れを習慣的にするのが重要になってきます。ここからはブラッシングによる埃掃除やクリームでの保湿など、革製品の日々のお手入れ方法を紹介します。

ブラッシングする

どういった革製品でも、まずお手入れとして欠かせない作業がブラッシングです。日頃のブラッシングは、革の表面に付着した小さな埃や塵の除去のために行います。

力を入れすぎると革に傷を付けてしまう恐れがあるため、どういった革製品でも基本的になでるように、優しくブラッシングしましょう。

埃や塵などは購入直後から溜まっていくものなので、蓄積に気付かず放置しているとエイジングに悪影響を及ぼしてしまいます。ブラッシングは革製品全般に必要なお手入れなので、定期的に行いましょう。

レザークリームで保湿する

レザークリームやオイルでの保温は、ブラッシングと同様で革製品の基本的なお手入れの一つです。ブラッシングよりもお手入れの頻度は少なくてよく、革製品にもよりますが大体半年~1年ほどの間隔で構いません。

メンテナンス用のクロスや柔らかな布に、クリームやオイルを少量取ってください。名刺入れや財布などの小物類は小指の爪半分くらいの量、鞄や革靴など大きめの製品はそれよりもやや多めで大丈夫です。慣れないうちは目立たない箇所から塗ってみて、塗る感覚を掴んでから徐々に範囲を広げていきましょう。

クリーム塗りは革製品の乾いた部分や、ひび割れてしまいそうな箇所を保湿するための作業です。普段、手で触る機会の少ない場所は、とくに乾燥しやすいので忘れないようにお手入れしましょう。

ポリッシングクロスで拭き取る

ブラッシングとクリームでの保湿が完了したら、仕上げとしてポリッシングクロスで余分なクリームやオイルを除去しましょう。必ずクリームやオイルが乾くまで、陰干しで30分~1時間程度置いておいてから拭き取る作業に移ってください。

なお、早く乾かすためにドライヤーを使うと、逆にひび割れの原因になってしまうので使用は厳禁です。乾燥前に再度ブラッシングすると、クリームやオイルが馴染みやすくなるのでおすすめです。

余分なクリームやオイルを除去するための拭きとり作業ですが、乾燥後に余計な油分や埃などがそこまで気にならない場合は省いても大丈夫です。

-お手入れする際のコツ-

革製品のお手入れはブラッシングやクリーム塗りが主なものですが、そのお手入れする際のコツというものがあります。

ここからは、道具はきれいなものを使用する、目的に合わせて道具を使い分けるなど、お手入れする際に知っておきたいコツを紹介します。

きれいな道具を使用する

お手入れするうえで大切なのは、きれいな道具を使うことです。清潔で痛んでいない道具を使うことで、ようやくエイジングに良い影響をもたらします。

ブラッシングに使うブラシ、クリームの塗りや拭きに使用する布やクロスなど、全ての道具は清潔な状態でお手入れに活用しましょう。

また、たとえ綺麗であっても水分を多分に含んでいるものはおすすめしません。お手入れの際に水が革製品に付くと、場合によってはシミや水ぶくれにつながってしまいます。

目的によって道具を使い分ける

お手入れするための道具の用途や役割を理解してから、適切に使い分けるのも重要です。間違った使い方をしてしまうと、道具と革製品どちらも劣化させる原因になります。

たとえば、オイルやクリームはどちらも革製品の保温のために塗るものですが、浸透の仕方や塗りやすさという観点で違いがあります。オイルは液状のため、浸透力が高く保湿性に優れていますが、塗り過ぎるとシミになりやすいです。

一方で、クリームは浸透力が高くありませんが、シミになりにくいため初心者にも塗りやすいという魅力があります。

オイルやクリームのように一見同じ役割の道具でも、使い方や特徴が異なる場合があるので注意してください。きちんと道具を目的に合わせて使い分けましょう。

革の乾燥具合を定期的に確認する

革製品の劣化とは、乾燥によるひび割れや割きなどが代表的なものです。そのため、効果的にお手入れするには、革製品の乾燥具合を定期的に確認しましょう。

こまめにするブラッシングはともかく、乾燥を防ぎ保湿するのが目的のクリーム塗りは、目安として半年~1年間程度の間隔で実施するのがおすすめです。しかし、革製品の乾燥具合は環境や使用状況によって変動するため、目安だけでなく実際の状況に合わせてお手入れするのも良いでしょう。

当然ですが、エイジングが美しくなるように、さらには頻繁にメンテナンスしなくてもすむように、革製品は普段から丁寧に扱うようにしましょう。

-お手入れが不要な松阪レザーもおすすめ-

国内外でさまざまな品種の牛が牛革の製品として使用されています。そのなかには日本でも有名なブランド牛である松阪牛を、革製品に使用したものもあります。

松坂レザーとも呼ばれる革は、手触りの良いしっかりとした質感や、つやっとした表面の滑らかさが特徴的です。

高品質な松阪レザーは、質だけでなくお手入れの手軽さも魅力です。基本的にクリーム塗りは不要で、水分や汚れが付着したら柔らかい布で拭き取るだけで大丈夫。革製品のお手入れが面倒な場合は、最低限のお手入れのみで長持ちする松阪レザーがおすすめです。

松阪レザーを使用した商品はこちらから

まとめ

ここまで革製品のお手入れについて紹介しました。革製品は水濡れに弱く、放置しているとシミや水ぶくれが発生してしまうので適切に対処しましょう。

また、革製品のエイジングをより良いものにしてくためには、日頃からのお手入れが必要です。ブラッシングやクリーム塗りなど、適切なタイミングでお手入れしていきましょう。

一口に革製品といっても、お手入れの方法は使用状況やブランドなどで変わります。お手入れ不要の松坂レザーなどをはじめ、さまざまな革製品を比較したうえで自分の好みに合ったものを選びましょう。

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